感想 若手the登竜門〜大喜利の陣〜 問答

久々のTOC、ではないのですが一応TOCルミネ進出くらいの気持ちでいるとします。久々のあの空気、やっぱり大好きでした。最後のQ&Aから1年以上経ってのことだったのですね。長かった。待った甲斐がありました。TOCではないとは思うのですが、そういう気持ちです。


今回は、さすがの安達さんと林さん、初回のTOC以来の又吉さんが安定していた上に、キートンさんの素晴らしき回答の数々に大笑いし、でも一番の爆笑をかっさらったのはそれまでチャンスタイムを提供し続けていたですよ。さんだったというのも大喜利の妙と言うべきか。
安達さんはふり幅が広いな、と思うと同時に、意味深なダジャレのお題での安達さん回答がどれもこれも本当に好きで。ちょっと謎を散りばめてみたりとか、ちょっと怪しく変えてみせたりとか、そういうのが本当に上手いんだなあ、と。
林さんは相変わらずのリズム感で。びっくりドンキーの回答でのどんどん語感を変えていくあの感じは、ガチ組み手で見られる林さんの真骨頂に近いのではないかと思って見てました。あと、どうでもいいことですが、林さんは絶対回答に「」をつけるんですね。初めて気付きました。あれはなぜだろう。
又吉さんは、もう最初からポテンシャル十分と分かっているから、安心して見れました。ちょっと複雑な状況とかをちょっと長い文章で回答してくるとたまらない。又吉さん独特のカラーみたいなものがいつもよりは薄かった気がしますけど、そんなの関係なしに面白かったのもやっぱりさすがです。
やっぱりキートンさんの回答は、予想を絶妙な角度に外したところから持ってきてくれるから本当に面白い。又吉さんとかと比べると逆に回答が短くシンプルなのも、スパンと決まって気持ちいいのかも。
押見さんも、たまに「それ正解!」みたいな回答をばしっと叩きつけてくれるのが大好きです。飛行機のお題での回答のタイプが、脱力系の又吉さんと正反対のシビア系というか何と言うか、だったのが、実はすごく好みでした。あと、前にもあった気がしますが、案外心霊系の回答がよく出てくるのは、ホラーが好きだからでしょうか。
村上さんは、一番後輩で奮闘、という感じでしょうか。しこ名のお題とか、結構ツボに入った記憶があります。○○と書いて■■と読ませる、みたいなのが多かったのが、ものすごく村上さんらしい(笑)でも実はすぱんとシンプルなのの方が好みだったりします。
大村さんは、とことんポップで分かりやすい回答が多いな、と。思っていたより直球勝負なんだな、という感じで、それが少しばかり意外でした。
清人さんはちょっとおとなしめだった印象です。意味深なダジャレのお題のときのどうしようもないダジャレぶりが妙にツボだったのですが、それはまた別の話です(笑)次回はぜひとも大吉さんと対決していただきたい!
山里さんは、とにかく手数の多さ!回答して次の瞬間にはもう次の回答を書いてるんです。そういえば、大喜利のイベントで見ていて一番目まぐるしいのが、笑い飯・千鳥の大喜利ライブと、スーパー千鳥パーティでの大喜利コーナーなのですが、まさしくあの早さで。もっとマニアックなところをついてくるのかと思っていたのですが、それが控えめだったのはやっぱり客層を考えてのこととかなのでしょうか(笑)トランスフォーマーの回答とか、らしくて大好きですけれども。
今回、TOCで言うところの大さん・指圧野郎枠だったのが、もしかしたら、ですよ。と徳井さんだったのかな、と。徳井さんはむしろクニさん枠だろうか。写真大喜利での十周くらい回った先にあるような回答に大笑いしました。そのくせ「三振」とか書いたりするんだから本当に油断ならない(笑)回答だけ見てて、やっぱり思考回路が明らかにマトモじゃないんだな、と思ったとか思わなかったとか(笑)個人的には大好きなんです。
ですよ。さんはうんこ大喜利に尽きます。それまで悶々としていた人が、どうにでもなれ!という勢いで書きなぐった回答があれだけどかんどかんとくるのだから、本当に大喜利って奥が深い(笑)
TOC主催で今回のメインMCだった吉田さんですが、毎度TOCでも思っていたように、今回も微妙な出来(笑)面白かったんですけど、「それありそう」と思えるような回答も多かったなー(笑)


そんな問答でした。せっかくルミネでのイベントが出来るようになったのだから、またぜひ次回も開催を期待したいところです。